スプレッドが出来なくてもタロット占いは出来る!

スプレッド(展開法)とは、ケルト十字法やヘキサグラム、二者択一法など、特定の枚数を並べて占っていく手法です。
これが出来るようになると、ぐっとタロット占いの幅が広がります。

けれど、タロット初心者さんは、枚数の多いスプレッドになると敷居が高くなったような気がして、気後れしてしまってなかなか手が出せないかもしれませんね。
実際にケルト十字法の並べ方をやってみたけど、どこから読んで良いのか、どのように読めば良いのか分からず、結局スプレッドリーディングが出来ずにタロット占いそのものを諦めてしまった……
そんな方も多いるのではないでしょうか。

けれど、スプレッドリーディングが出来なくても、ケルト十字法とかヘキサグラムが出来なくても、タロット占いは出来ます!

(1)質問をする

(2)カードを1枚引く

これだけで、十分にタロット占いになります。

スプレッドが苦手、一気に多くのカードを読むことが出来ない、という方は、まずは1枚引きからはじめてみましょう。

たとえば、片思いの相手がいて、その人とのこれからを知りたい、という場合。
まずは「相手は自分のことをどう思ってる?」といった質問をして、1枚引きをしてみましょう。

出たカードによって、さらに聞きたいことが出てくるはずです。
たとえば、「もっと彼と仲良くなるためには?」「あまり良い結果じゃなかったら、それを改善するためにはどうすれば良い?」などです。
そういった聞きたいことが出てきたら、さらにその質問をして、1枚引きをすれば良いだけです。

これを繰り返していくだけで、ケルト十字法やヘキサグラムなどを使わなくても、十分に知りたいことを占うことが出来ますよ。

スプレッドリーディングの利点は、一度にたくさんの情報を得ることが出来る点と、出たカードそれぞれをコンビネーションで読むことで、1枚引きするよりも深いリーディングをすることが出来る点です。
ですので、出来るようになればタロットはますます楽しく、楽になります。

けれど出来なくても、もちろんタロットを楽しむことは出来ます。
まずは1枚引きから初めて、少しずつタロットに慣れていきましょう!