タロットカードの「塔」は…やっぱりちょっと怖い?

タロットカードの悪いイメージを払拭するために、世間一般にあまり良いイメージを持たれていないであろうカードについて解説していこうと思います。

3枚目は、タロットカードの大アルカナカード、16番目の「塔」のカードです。

↑「塔」のカード。

高い塔のてっぺんに雷が落ちて、人々がそこから落ちてしまっています。
うーん、絵柄だけを見ると確かに怖い、かな……

タロットカード「塔」の主な意味は、

【正位置】
崩壊、立場が崩れる、ダメージ、苦痛、大切なものを失う、保てない、大失敗
【逆位置】
ダメージの少ない変化、小さなショック、崩れる一歩手前、危険性、注意

などです。

悪魔や死神と違って、逆位置になってもそれほど良い意味にはなりません。
「めっちゃ崩壊する!」が「ちょっと崩れる」程度になるだけで、結局崩壊します(笑)
もしくは、上記にあるように「崩れる一歩手前」「危ないよ!」という感じですね。

タロットの中で一番悪いカードは、この「塔」のカードだと言われています。
今までの立場や築き上げてきたものが壊れる、崩壊する、保てない、ダメージを受ける訳ですから、怖いと言えば怖い……かもしれません。

たとえば恋愛関係の質問で塔のカードが出た場合、今までの関係が壊れる、今まで通りの関係が保てなくなる、何かしらショックな出来事が起きる、ということですから、あまり良くない意味になります。
塔のカードが出て、数か月後に会社が倒産したという話も聞いたことがあります。

実は私も、東日本大震災で被災しているのですが、そのちょっと前に塔のカードを引いていましたし、塔のカードを示すような夢も見ていました。
はい。住む場所も仕事も人間関係も、ゼロになりましたよ。
本当にすべて、きれいさっぱりさら地にされました(笑)

……と書くと、「やっぱり怖い!」と思われてしまうかもしれませんが、塔には塔の役目があります。

「塔」が示す崩壊は、ただただ崩れ去って終わり、という場合もありますが、時としてこの「崩壊すること」が必要な時もあります。
今まで築き上げてきたものが崩れることは、とても悲しいことですしショックなことです。けれどその先に、また新しいものを積み上げていくことが出来ますし、今までの固定概念を全て崩されたことで新しい自由な考えや広い視野を手に入れることも出来ます。
一度全てを壊されることで、今までの自分の考えを改めることが出来たり、傲慢だった気持ちを謙虚さに変えることも出来ます。

今まで以上にステップアップしていくための「崩壊」もあるのです。

そう考えれば、「塔」もあまり怖いものには感じませんよね。
新しい世界を作るためには、今までの世界を壊さなければならないこともある、ということですね。

でもそうは言っても、やっぱり怖いかな?

あ、私が体験した「塔」が示す崩壊はそうそうあることではありませんし、ここまで大きな意味として伝えてくることは稀です。ですので必要以上に深刻に受け止めないで下さい。
塔のカードが出たからといってむやみに怖がらず、質問した内容をよく理解しながら、何が崩壊するのか、何が形を保てなくなるのかを冷静に読み取っていきましょう。
そうならないためのアドバイスカードを引いたり、少しでもショックを和らげるための方法なども一緒に受け取れば、「塔」のカードを本当の意味で使いこなすことが出来るようになりますよ。